2007年4月14日生まれ(推定)/猫/♀
つぶに関する記録です

廊下で固まる子猫たち

子連れで帰って来たつぶのために、一部屋を提供しました。

先日の下見でつぶが目をつけていたカオスな空間にダンボールを設置し、4匹の子猫を入れておきました。するとつぶもそこにおさまり、このダンボールハウスはつぶ一家のウチになりました。子猫たちの様子はとても気になりましたが、私たちはなるべく部屋に入らないようにしていました。人間が子猫をさわると子育てしなくなる、などの話を聞いたことがあったからです。

つぶは子猫たちにおっぱいをあげ、親子で昼寝をして、つぶだけ日に2~3時間外出します。我が家が安全であることを確認したこと、近所の見回りや集会などの用事もあったのでしょう。
そうして10日も経つと子猫たちは、段ボールハウスをよじ登って自力で外に出るようになり、自ら私たち人間の方にやって来ました。私たちはどう接していいか戸惑いましたが、つぶも特段それを嫌がる様子もありません。それどころか、私たちに子猫を任せ、外出する時間も長くなって来ました。
帰ってくるとおっぱいをあげ、みんなで昼寝をしています。

授乳後そのまま寝てしまう親子
里親に出す前に変な名前を付けてもいけないので、子猫たちのことは色で呼んでいました。左から、シロ、ミケ、クロ、チャーです。

そのうち私たち夫婦にもすっかり慣れ、ジャレついてきたり、ひざに乗ってくるようになりました。夫が酔っ払って寝ていると、4匹が夫のお腹の上で遊ぶほど慣れて来たのです。狭いウチの中でじゃれあい、かけっこまで始め、毎日が運動会のようでした。

手乗り猫
しかしすぐに疲れて寝てしまいます

つぶ親子と暮らす中で、感心して驚いたことが2つあります。

1つ目は、トイレのこと。
つぶは、野良猫でしたからトイレは外で済ませてくるため、猫砂は使っていません。子猫たちのトイレの躾をどうしたものかと悩みましたが、試しに5センチ程度の低い高さの段ボールに猫砂を入れておいたら、ちゃんと用を足してくれました。つぶが教えたのでしょうか? それとも砂っぽいところにするという本能なのでしょうか?
2つ目は、野良猫にコミュニティがあるとわかったこと。
子猫たちがウチに来て1ヶ月がすぎた頃、つぶがシロをくわえ外に出ようとしています。シロは怖がって泣き叫んでいます。
「外での過ごし方の教育をしようとしているのかな?」
と思いドアを開けたところ、鳥肌が立つほどびっくりしました。知らない野良猫が7~8匹集まっていたのです。
初めて外に出たシロは、初めて自分たち以外の猫を見て怖がって戻って来てしまいます。その都度つぶがくわえて元に戻そうとします。心配した夫がついて行きましたが、野良猫たちは逃げもせずに取り囲んでいました。しまいにはシロは怯え、角にうずくまってしまいました。夫が見るに見かねて抱き抱えて部屋に連れて来ましたが、あれはこの辺りに住む野良猫たちのコミュニティだったようです。それぞれが勝手に生きているように見える野良猫にもちゃんとコミュニティがあり、子猫が生まれたら、みんなに紹介をしてコミュニティの一員にしてもらっているのでしょう。
かくしてつぶの子猫のお披露目は失敗に終わりましたが、この後も何度か子猫を連れて外に出たがり、大鳴きするので参りました。この時、私たちは子猫たちを里親出すつもりでいたので、近所の猫コミュニティの一員にするわけにはいかなかったのです。

つぶがどうやって野良猫たちに召集をかけたのかは本当に謎です。
「今度の水曜、2時キッカリにうちの子紹介すっから夜露死苦!」
とか、集会で告知でもしていたのでしょうか?

夫は今でも「あれは猫にとってとても大事なこと。余計なことをしてしまった」と後悔しているようです。

投稿者

おおつぶ

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