私は特に音楽関係の方が気になりました 

70歳前後の方が次々と逝ってしまった気がします。
鮎川誠、坂本龍一、もんたよしのり、谷村新司、大橋純子・・・。

自分が大人になりかけの時に、輝いていた大人の人たち。
もう死んじゃうんですか?

さらにチバユウスケやBUCK-TICKになるともう同世代で、なんか狐につままれたような感じ。
ホントですか?

でも、死にすぎ、なんて反応してしまうのは自分の年齢のせいなんでしょうね。
中学の時に喜んで見ていた「ザ・ベストテン」とか、彼らが輝いていた時代のいろいろな思い出も全部ひっくるめて、消えていくようで寂しいんだろうな。

ホントに死にすぎ?

ちょっとそんなことを思っていて、年上の友人に
「今年、人死にすぎじゃないですか?」
と、投げかけてみたところ
「そうよ」
との答え。

えっ、そうなの?
自分で言っておいてなんですが、私の勝手な印象のはずだったのですが・・・

「日本はチョウカシボウがものすごく多いのよ」
「??? 超過脂肪?」
あとで調べると正しくは『超過死亡』で、簡単に言うと「死ぬはずだった人数より、実際に死んだ人の数の方が多い」ってことらしい。コロナワクチンの危険性や日本のコロナ対策の失敗という文脈でよく使われているようです。
そ、そうなんですか。

私の意図していたのとは全く違う話になりました。テレビなどではあまり報道されない不都合な真実ですね。
そうでなくても戦争や天変地異や温暖化など、地球規模で人がいなくなりそうなことばかりなのに。

なんだか大きな話になりました。

大きな話については、確かにとても憂慮しています。
せめて自分のできること、物や資源を大切にするとか、環境に配慮している企業を応援するとか、は、進んで行いたいと思います。

生きている今を大事にしよう

しかし・・・
私が思っていた話の着地点は「自分の心の持ちようを、どうにか前向きに保っていこう」ということでした。小さな、自分自身の話です。

5年ほど前に父親が亡くなって以降、「人は死ぬんだなぁ」というのがどんどん身にしみて来ました。
今回もまたヒタヒタとそれを感じていたのですが、あまりそれに囚われてもいけないなと。
「少し上の世代の人がどんどん亡くなってしまって寂しいし、これからますます年の近い人や身近な人も亡くなるだろうけれど、過去を振り返ってばかりいてもしょうがないし、生きている今を大事にしないと」と、友達と話しながら自分に言い聞かせるつもりだったのです。

と、いうことで

さっそく生きている今を楽しんで来ました。
久しぶりのカラオケです。

「ダンシング・オールナイト」「たそがれマイ・ラブ」「チャンピオン」「世界の終わり」・・・を歌い、今年亡くなった方々を勝手に追悼してきました。
いやぁ、やっぱりいいですね。懐かしいけど、古くならない。
みなさん素敵な作品をありがとうございました。

そのうちに追悼とか銘打たなくても、歌える歌が死んだ人の歌ばっかりになっちゃうかもしれないけれど、それはそれでしょうがないね、別にいいか。

みなさま、来年も楽しく元気にお過ごし下さい。良いお年を。

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