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- ヤカンを使っていて火災が心配
- 今まで使っていたポットが重い
なんていう方には『電気ケトル』がおすすめです。
実は、高齢の母たち(宮崎の母と新潟の母、80代)のリクエストを受けて電気ケトルをプレゼントしたところ、とても評判がいいのです。
贈ったのはタイガーのPCS-A080とPCM-A080。(2つの違いは後ほど)
容量は0.6ℓと迷いましたが、大は小を兼ねるということで0.8ℓを購入しました。もちろん満水で沸かす必要はなく、少量ならば早く沸きます。
私も先日実家で使ってみたところ、使い勝手が良く、高齢者に優しい仕様になっていると思いました。
そのポイントをレビューします。
電気ケトル一般のおすすめポイント
飲みたい時にすぐに沸く
実家では半分(400ml)くらいの水を沸かすことが多かったのですが、お茶のセットをしているうちにあっという間(体感ですみません)に湧いていました。
※ 調べた限りではティファール、象印等も沸騰時間はほとんど同等でした。カップ1杯(140ml)で1分程度、満量(0.8ℓ)で4分程度です
電気ポットより扱いやすく、しかも節電になるらしい
電気ポットはそのものの重さだけで2〜3kg、高齢者には持ち運びや掃除も大変。
しかも、1日に数回、少量のお湯で足りるなら、保温電力が要らない電気ケトルの方が節電になるようです。
タイガーのおすすめポイント
安全性
湯沸かし中、ほとんど湯気が出ません。

畳や床に置いても「足に湯気が当たってやけど」なんていう心配はなし。また、万が一倒れても、転倒お湯もれ防止機能でお湯漏れを最小限に抑えてくれるとのこと。ペットのいるお宅でも安心です。
使いやすさ
お湯の出方がちょうどいい。
主にお茶を飲むために使うのであれば、とってもおすすめ。
注ぎ口が独自の構造になっていて、細めにお湯が出るので急須に注ぎやすいのです。
コーヒーのドリップにも使えます。

ティファールとの比較
実家では以前ティファールを使っていました。
だいぶ前の製品で品番もわからないし、全てのティファールに当てはまるわけではないと思いますが、比較して感じたことを記しておきます。
ティファールはタイガーよりも勢いよくお湯が出ました。
そのため、急須に注ぐにはちょっとコツがいるような感じ。高齢者には制御が難しいかも。
逆に、主にカップ麺用というような方は、タイガーの出方だとまどろっこしいかもしれません。
ティファールは注ぎ口カバーがとれやすいようです。
あるとき実家に帰ってティファールを使うと、お湯が飛び散り、注ぎ終わりにお湯がボタボタ垂れるひどい状態になっていました。母に尋ねると「よくわからないが注ぎ口が壊れた」と言い、カバーがとれていました。
お湯垂れの原因がカバーなのか、他も壊れていたのかは不明ですが、他の方のレビューなどをみても注ぎ口のトラブルが結構多い気がします。
実践している使い方
どちらの母も、横に水の入ったペットボトルやヤカンを置いていました。
こうしておくと、水を入れに行く手間が省け、使いたいときにすぐに使えて便利、とのこと。

また、使った後に残ったお湯は自動的に湯冷しになるので、薬を飲む時に使っているそうです。
高齢者は薬を飲む頻度も多いですからね。なるほど、と思いました。
PCS-A080とPCM-A080について
共通点
2機種ともに安心・安全に配慮した設計です
- 省スチーム設計
- 転倒お湯もれ防止構造
- 沸騰すれば「通電自動オフ」
- カラだきを検知して自動オフ「カラだき防止」
- 給湯ロックボタン
相違点
【PCS-A080】
- タイガー電気ケトル史上最軽量(2024.7.31現在)。本体約0.64kg
- 内目盛りがあり、水量の確認が容易
力が弱くなっている宮崎の母には、とにかく軽くてコンパクトなものを、と選びました。
【PCM-A080】
- 本体が熱くならず、保温効果も高い「本体二重構造」
- 大きな水量窓が左右に配され、左利きの人にも使いやすい
本体が二重構造である分、PCS-A080より少し重い(本体約0.93kg)のですが、お茶を続けて何杯か飲む新潟の母には、少しでも保温性能がある方が良いと、こちらにしました。
まとめ
安全かつ軽量・コンパクトで、高齢者にも使いやすいタイガーの電気ケトル。
軽さで選ぶならPCS-A080、多少の保温性能が欲しければPCM-A080 をおすすめします。